メタバース

Vket Cloudとは?メリットと始め方・やり方を紹介

Vket Cloudは、ブラウザだけで簡単にアクセスできる次世代のバーチャルマーケットです。アプリのインストールや特別なデバイスを必要とせず、インターネットに接続できる環境があれば、PC、スマートフォン、タブレットなど多様なデバイスで利用可能です。この手軽さにより、仮想空間に興味がある初心者から、日常的にバーチャル空間を活用しているユーザーまで幅広く支持されています。
特に注目すべきは、VRデバイスが不要であることです。これまでVR環境がないと十分に楽しめないと思われていたバーチャルマーケットの体験が、Vket Cloudではブラウザを開くだけで実現できます。ユーザーは仮想空間内を自由に探索し、商品やコンテンツを楽しむことができるだけでなく、リアルタイムで他のユーザーとコミュニケーションを取ることも可能です。

本記事でわかること

・Vket Cloudの概要
ブラウザだけでアクセスできる新しい仮想マーケットの仕組みと特徴を説明します。

・Vket Cloudの概要
手軽さやデバイスの柔軟性、クリエイターや出展者にとっての利便性を紹介します。

・Vket Cloudの概要
初心者が迷わず利用を開始できるよう、準備から初回設定までの手順を具体的に解説します。

・Vket Cloudの概要
展示会場の探索方法やアイテム購入の流れ、イベントの参加方法を説明し、充実した体験をサポートします。

Vket Cloudの特徴早見表

項目 詳細
どんな体験ができるのか? ブラウザ上でアクセス可能な仮想空間で、展示会やイベントに参加。アプリのインストールなしで楽しめる。
メタバースの分類 ブラウザ型メタバース。
プラットフォームの目的や特徴 ユーザーが簡単にバーチャルイベントを開催・参加できる。アプリ不要で手軽に利用可能。
運営会社 株式会社HIKKY
対応デバイス PC、スマートフォン
必要なスペックや推奨環境 一般的なブラウザが動作する環境
利用のハードル 非常に低い
初期投資 不要
利用料金 無料
追加費用 イベントによって課金が発生する場合あり。
主なアクティビティ バーチャル展示会、イベント参加。
交流機能 テキストチャット、アバターによる軽い交流。
特化分野 バーチャル展示会、マーケティングイベント。
操作の簡単さ 非常に簡単。
カスタマイズ性 中程度。
没入感 中程度。
ユーザー層 イベント主催者、一般参加者。
年齢層や国籍 幅広い年齢層、日本国内が中心。
人気イベントの有無 バーチャルマーケットが有名。
収益化の方法 イベントチケット販売、スポンサーシップ。
企業やビジネス活用の事例 バーチャル展示会やプロモーションイベントの開催。

Vket Cloudとは?

Vket Cloudの基本概要

Vket Cloudは、ブラウザだけで簡単にアクセスできるクラウド型のバーチャルマーケットです。これまでのバーチャルマーケットは専用アプリやソフトのダウンロード、VRデバイスが必要な場合もありましたが、Vket Cloudはそのハードルを大幅に下げ、より多くの人が手軽に参加できるプラットフォームとして注目されています。

Vket Cloudでは、仮想空間内でショップを訪問したり、商品を購入したり、他のユーザーやクリエイターと交流したりといった体験が可能です。特別な操作や高性能なデバイスを必要とせず、直感的に楽しめるのが最大の特徴です。デバイスに依存しないため、より軽快で簡単にアクセスできる仕組みが実現しています。

また、クラウド技術を活用しているため、会場内をスムーズに移動でき、映像やコンテンツの読み込みも快適です。こうした特長から、初心者から上級者まで幅広いユーザー層に支持されています。

対応デバイス

Vket Cloudは、以下のデバイスで利用可能です。
・スマートフォン
iOSやAndroid端末でブラウザから直接アクセスでき、どこでも気軽に仮想空間を楽しめます。アプリ不要で動作するため、ストレージの空き容量を心配する必要もありません。

・PC
デスクトップやノートパソコンのブラウザから利用でき、画面が大きい分、より没入感のある体験が可能です。キーボードやマウスを使った操作で、正確にワールド内を探索できます。

・タブレット
スマートフォンと同様の手軽さを保ちながら、画面サイズが大きいことで、PCに近い視覚的な快適さを提供します。

Vket Cloudが注目される理由

Vket Cloudが注目される最大の理由は、その手軽さと革新性にあります。以下の点で、多くのユーザーにとって魅力的な選択肢となっています。

誰でも参加できる手軽さ

特別な知識や準備を必要とせず、インターネット環境さえあれば、誰でもすぐにバーチャルマーケットを楽しめます。これにより、仮想空間に興味はあるものの、技術的なハードルを感じていた層にも門戸を開いています。

デジタル技術を活用した新しい体験

クラウド技術を活用することで、高性能なデバイスがなくてもスムーズな操作性と美しいビジュアルを実現しています。また、ブラウザベースのプラットフォームでありながら、仮想空間特有の立体的な空間表現やインタラクションがしっかり楽しめます。

拡張性の高さ

企業や個人が簡単に出展できる設計がされており、新しいアイデアやコンテンツをすぐに共有できる柔軟な環境が整っています。これにより、訪問者は常に新鮮な体験を得ることができます

Vket Cloudのメリット

簡単なアクセスと手軽さ

Vket Cloudの最大の魅力は、アプリや専用ソフトをインストールする必要がなく、ブラウザを開くだけで仮想空間にアクセスできる手軽さです。PCやスマートフォン、タブレットから公式サイトにアクセスするだけで、すぐに仮想マーケットの探索を開始できます。これにより、煩雑な準備や高い技術知識が不要となり、誰でも気軽に参加可能です。
また、操作が直感的でわかりやすく設計されているため、初めて仮想空間を体験する方でも迷わず利用できます。デジタルツールに不慣れな方でも簡単に楽しめる点は、他のプラットフォームにはない大きな利点です。

デバイスに依存しない柔軟性

Vket Cloudは、VRヘッドセットがなくても、PCやスマートフォン、タブレットといった幅広いデバイスで利用可能です。これにより、VR環境を持たないユーザーでも、仮想空間の魅力を十分に体験することができます。
さらに、デバイス間でシームレスな利用が可能で、自宅ではPCで高画質な体験を楽しみつつ、外出先ではスマートフォンで手軽にアクセスする、といった柔軟な使い方が可能です。このデバイス非依存性は、あらゆるライフスタイルのユーザーに対応できる強みです。

クラウド技術による軽快な動作

Vket Cloudはクラウド技術を活用しているため、利用者側のデバイス性能に依存せず、スムーズで軽快な動作を実現しています。たとえ低スペックなデバイスでも、仮想空間内での移動や操作がストレスなく行える設計です。

・高速な読み込み
クラウド型の仕組みにより、展示物やアイテムのデータが即座に読み込まれ、待ち時間を感じさせません。これにより、快適なショッピングや展示物の閲覧が可能です。

・安定した動作
繋がりやすい設計と効率的なデータ配信により、仮想空間特有のラグやカクつきが最小限に抑えられています。これにより、ストレスのない没入感を楽しむことができます。

クリエイターや出展者の利便性

Vket Cloudは、出展者にとっても多くのメリットを提供しています。クラウド型の仕組みにより、展示ブースや商品データの運用コストを大幅に削減できるため、個人クリエイターから企業まで、誰でも気軽に出展が可能です。

・低コストでの運用
特別な設備や技術を必要とせず、デジタルデータだけで出展ができるため、出展コストが最小限に抑えられます。これは、個人クリエイターにとって特に大きな利点です。

・アクセスの広がり
ブラウザ対応により、より多くのユーザーに作品や商品を届けることができます。これにより、新規顧客層との接点を持つ機会が増えます。

・迅速な更新や変更
展示内容や商品情報をリアルタイムで更新できるため、柔軟な運用が可能です。これにより、最新情報を訪問者に提供できます。

Vket Cloudの始め方

必要な準備

Vket Cloudは、非常にシンプルな準備で始めることができます。特別なアプリや高性能なデバイスは必要ありません

・インターネット接続
安定したインターネット環境があれば、誰でも利用可能です。Wi-Fiや高速モバイル通信があれば快適に楽しめます。

・対応ブラウザ
Google ChromeやMicrosoft Edge、Safariなど、主要なブラウザに対応しています。最新バージョンのブラウザを使用すると、より快適に動作します。

これらの簡単な準備だけで、仮想空間への扉が開きます。アプリやソフトをダウンロードする必要がないため、初心者にも優しい設計です。

公式サイトからアクセスする方法

Vket Cloudに参加する最も簡単な方法は、公式サイトから直接アクセスすることです。

ステップ1: Vket Cloud公式サイトを開く

インターネットブラウザを起動し、「Vket Cloud」で検索するか、公式サイトのURLに直接アクセスします。
Vketの入り方

ステップ2: ワールド・イベントページを見つける

サイト内のナビゲーションメニューから、ワールドや、現在開催中または予定されているイベントページを探します。イベント名やテーマに基づいた詳細が記載されているページが表示されます。

Vketのワールド一覧

ステップ3: 入場リンクをクリック

ワールドページに設置されている「入場する」または「参加する」ボタンをクリックすると、仮想空間へのアクセスが開始されます。数秒から数十秒でワールドが読み込まれ、探索を開始できます。

Vketワールドに入る

公式サイトは常に最新情報を提供しているため、新しいイベントが追加された場合も簡単にアクセス可能です。

初回利用時の設定

初めてVket Cloudを利用する際は、簡単な設定を行います。

・プロフィールの登録
仮想空間内で他のユーザーと交流する際の基本情報として、プロフィールを登録します。
必要に応じてユーザー名やアイコンを設定できます。
個人情報の公開を控え、適度な匿名性を保つことをおすすめします。

・基本操作の確認
ワールド内での移動や操作方法を学ぶために、簡単なチュートリアルを確認しましょう。
PCの場合は、キーボードやマウスでの移動(例: WASDキーで歩行、マウスで視点操作)が基本です。
スマートフォンでは、画面をタップやスワイプすることでキャラクターを操作できます。

・環境設定
ブラウザの設定やグラフィックの最適化を行うことで、快適な体験が可能です。特にPCを使用する場合は、画面サイズや解像度を調整して没入感を高めましょう。

Vket Cloudのやり方と楽しみ方

展示会場の探索方法

Vket Cloudの展示会場は、訪問者が自由に仮想空間内を移動し、多種多様なブースを楽しめるよう設計されています。初心者でも簡単に探索を始められる仕組みが整っています

ワールド内の移動方法

・PCの場合
WASDキーでキャラクターを動かし、マウスで視点を操作します。矢印キーでも移動可能です。

・スマートフォンの場合
画面をタップしてキャラクターを動かし、スワイプで視点を変更します。
会場内には看板や案内表示があり、目的地までの道順をわかりやすく示してくれることが多いです

ブースの訪問方法

ブースに近づくと、展示されているアイテムやコンテンツの詳細が表示されます。クリックやタップでアイテムを拡大表示し、説明を確認できます。一部のブースでは、動画やインタラクティブな要素が体験可能です。

便利なマップ機能

会場が広い場合でも、内蔵のマップ機能や会場案内を活用すれば、迷うことなく興味のあるブースにたどり着けます

アイテム購入の手順

Vket Cloudでは、デジタルアイテムやコンテンツを購入して、仮想空間や現実世界で活用することができます。

購入方法

  1. 気になるブースに近づき、展示されているアイテムをクリックまたはタップします。
  2. アイテムの詳細情報(価格、使用用途、対応プラットフォームなど)が表示されます。
  3. 購入リンクをクリックすると、外部の販売ページ(例: Booth、DLsiteなど)に移動します。
  4. 外部サイトで購入手続きを完了すると、アイテムがダウンロード可能になります。

アイテムの利用方法

購入したデジタルアイテムは、アバター用アクセサリーやワールド素材として活用できます。一部のアイテムはすぐに仮想空間内で使用可能です。購入ページに記載された利用ガイドを確認して、適切に導入してください

ライブイベントや特別企画の参加方法

Vket Cloudでは、展示会場だけでなく、ライブイベントや特別企画も大きな魅力です。仮想空間での音楽ライブやトークショー、ゲーム企画など、さまざまなイベントが開催されます。

・イベントのスケジュール確認
公式サイトやイベントページで、開催予定のイベントスケジュールを確認しましょう。イベントの詳細や参加方法が記載されています。

・イベント専用ページにアクセス
スケジュールに記載された時間に公式サイトの該当ページにアクセスします。
「参加する」ボタンをクリックすることで、イベント専用のワールドやライブスペースに移動できます。ブラウザ上で視聴や参加が可能です。

・特別な体験を楽しむ
ライブイベントでは、仮想空間ならではの視覚効果やインタラクティブ要素が用意されています。視聴者としてだけでなく、参加者として楽しむことができます。
特別企画には限定アイテムのプレゼントや抽選会が含まれることもあるため、積極的に参加しましょう。

Vket Cloudをもっと楽しむためのコツ

初心者向けおすすめブースやコンテンツ

初めてVket Cloudに参加する方でも楽しめるよう、多くのブースが初心者向けのアイテムやコンテンツを用意しています。以下は特におすすめのポイントです。

・Vket Cloud : エントランス

Vket Cloud : エントランスは、誰でも遊びに行ける、Vket Cloudの入り口となるワールドです。ここから人気のワールドなどに飛ぶことができます。

Vket Cloud : エントランス
ワールドURL:https://cloud.vket.com/worlds/2614

・XR World

普段はユーザーがほとんどいませんが、イベント時には他のユーザーと交流を楽しむことができます。操作方法の看板があるので基本操作を理解するのにも役立ちます。

XR World
ワールドURL:https://cloud.vket.com/worlds/1462

・バーチャル沖縄_首里城_ShurijoCastle

沖縄の首里城を再現したワールド。首里城の知識も学びながら、まるで本物の首里城に来たような体験が可能で。

バーチャル沖縄_首里城_ShurijoCastle
ワールドURL:https://cloud.vket.com/worlds/1340

コミュニティとの交流方法

Vket Cloudは、展示やアイテム購入だけでなく、他のユーザーやクリエイターとの交流も楽しみの一つです。仮想空間でのつながり方を以下に紹介します:

・ブラウザチャット機能
会場内にはリアルタイムでメッセージを送れるチャット機能が備わっています。気になるブースで他の訪問者と感想を共有したり、クリエイターに直接質問をすることで、新たな発見が得られます。基本的なマナーを守りながら利用しましょう。

・SNSを活用したつながり方
気に入ったクリエイターや出展者のブースでは、SNSのリンクが掲示されている場合があります。TwitterやInstagramをフォローすることで、今後の作品情報やイベント情報をいち早くキャッチできます。また、自分自身がSNSで体験を発信することで、他のユーザーとつながるきっかけにもなります。

・公式コミュニティへの参加
Vket Cloudの公式Discordサーバーやフォーラムに参加することで、ユーザー同士の情報交換や、公式イベントへの早期アクセスが可能になります。

クリエイターとしての出展方法

Vket Cloudでは、クリエイターが簡単に出展者として活動するための仕組みが整っています。自分の作品を発表し、仮想空間で新たなファンを見つける絶好のチャンスです。

ブース設計の基本

・テンプレートの利用
初心者でも利用しやすいブーステンプレートが提供されています。これをカスタマイズすることで、自分の作品を魅力的に展示できます。

・作品の準備
3Dモデル、デジタルアート、アバター用アイテムなど、出展するアイテムをあらかじめ準備しておきましょう。

・展示構成の工夫
ユーザーがアイテムをわかりやすく閲覧できるよう、ブースのデザインや説明文の配置を工夫します

出展の申請手順

  1. Vket Cloud公式サイトで出展者募集情報を確認します。
  2. 必要な登録情報(クリエイター名、出展内容、作品データ)をフォームに記入して送信します。
  3. 審査を通過すると、ブースの公開が可能になります。

公式のサポートを活用すれば、出展準備もスムーズです。

出展のメリット

  • 自分の作品を世界中の訪問者にアピールできる
  • アイテムの販売やプロモーションを通じて収益化が可能
  • 他のクリエイターや訪問者とのつながりを広げることができる

VketCloudワールドを作成する方法

VketCloudでワールドをアップロードするにはVketアカウントの登録が必要です。作成する前にまずはアカウント登録を済ませておきましょう。

ワールドを作成する方法は、ブラウザ上でワールドを作成できる「ワールドビルダー」と、「UnityのVketCloudSDK」を利用した方法があります。それぞれやり方をご紹介します。

ブラウザツール「ワールドビルダー」で作成する方法

※ワールドビルダーは現在PC専用となっているので、PCで使用してください。

1.公式サイトのワールドビルダーにアクセスする

公式サイトからワールドビルダーにアクセスしてください。

2.テンプレートを選択する

使用したいテンプレートを選択してください。一から作成したい場合は「ワールドをゼロから作ってみよう」というボタンをクリックしてください。

ワールドビルダーの使い方1

3.オブジェクトを配置する

ビルダーに登録されているデフォルトアイテムから必要なものをワールドに配置し、オリジナルのワールドを作成してみましょう。
※マイアイテムから「+」ボタンを押すことで「glbファイル」か「heoファイル」の3Dモデルを追加することも可能です。

ワールドビルダーの使い方2

UnityのVketCloudSDKを利用して作成する

1.Unityをインストールする

Unity公式サイトからUnityHubをダウンロードし、手順に沿ってインストールを完了させてください。インストールするバージョンは「Unity 2022.3.6f1」を選択してください。
※バージョンが異なるとSDKを使用できません。

2.VketCloudSDKを導入する

Unityを開いたら、「Edit」→「Project Settings」→「Package Manager」を選択し、以下を入力し、右下の「Save」を押しましょう。

Name→VketCloudSDK Install Wizard
URL→https://registry.npmjs.com
Scope(s)→com.hikky.vketcloudsdk-install-wizard

VketCloudSDKの導入方法1

画面上部のタブから「Window」→「Package Manager」→「Packages」を選択し、「My Registries」を選びましょう。
すると、『VketCloud SDK Install Wizard』という項目が出てくるので、選択して「Install」を押しましょう。
上記でインストールウィザードの導入が完了です。

3.SDKのインストール&設定をおこなう

手順2が完了すると、SDKのインストール画面が表示されますので、言語を選択し次へで進めていくと以下の「必須設定」という画面が表示されます。

VketCloudSDKの導入方法2

VketCloudSDKを利用するために、Unityの設定を調整する必要があります。表示された画面の通りに設定変更すると、項目ごとにチェックマークが表示されます。

全ての変更が完了したら「次へ」を教えてください。※設定中にインストールウィザードの画面が消えてしまったら、もう一度

SDKバージョン選択では、基本は「安定版」で問題ありません。選択して「インストール」ボタンを押しましょう。

SDKのインストールが完了すると、初回のみデバッグコンソール画面が出ることがありますが、閉じて問題ありません。

ダウンロード完了画面が表示され、Unityの画面上部のメニューバーに「VketCloudSDK」のタブが追加されていればインストール完了です。

4.VketCloudSDKでVketCloudにログインする

Unityの画面上部のメニューバー「VketCloudSDK」を押し、「Login」を押してください。
Vketアカウントのログイン画面が表示されるので、ログインしてください。ログイン後「Unity Editorを開く」を押して、Unityに『Login Success』と表示されれば、完了です。

VketCloudSDKの導入方法3
※上記の画像のような表示が出ている場合は、既にログインしている状態です。

5.VketCloudの基礎オブジェクトを追加する

Unityの「Hierarchy」タブ内で右クリックし、「Add essential objects for VketCloud」を選択すると、『VketCloudSettings』という、VketCloudに必要なオブジェクトが追加されます。

VketCloudSDKの導入方法4

上記の手順で一通り設定が完了です。Unityと同じような操作感でワールド作成を進めることが可能です。
※HEOという概念や、オブジェクトは全てWorld内に置くなど、Vket独自のルールがあるので、細かい点は公式サイトを確認しながら進めてください。

私が作成したワールド

私は以下のバーチャルオフィスを作成しました。本来はオフィス内部まで作成していたのですが、Vket Cloudのワールド容量が足りず、エントランスと会議室のみ移動可能にしています。

私がVketCloudで作成したワールド
URL:https://uc-papillon.cloud.vket.com/worlds/2TsKIX3x/main.html?worldid=2TsKIX3x

Vket Cloudを始める際の注意点

プライバシー保護のためのポイント

Vket Cloudを安全に楽しむためには、プライバシーの保護が重要です。仮想空間での活動は、他のユーザーとの交流や購入手続きが伴うため、以下のポイントに注意してください。

・個人情報を公開しない
プロフィールやチャット内で本名、住所、電話番号などの個人情報を公開するのは避けましょう。アカウント名も特定の個人情報を含まないものを使用すると安全です。

・プライバシー設定を活用する
Vket Cloudや使用するブラウザにはプライバシー設定があります。他のユーザーからの不要な接触を避けるために、チャットの公開範囲を制限するなどの設定を行いましょう

・公式情報を利用する
イベントやアイテムの情報は、必ず公式サイトや信頼できる出展者のリンクからアクセスしてください。不審なリンクやメッセージは無視するのがベストです。

まとめ

Vket Cloudは、ブラウザだけで手軽にアクセスできる次世代型のバーチャルマーケットです。専用アプリや高性能なデバイスが不要で、インターネットに接続できる環境さえあれば、誰でも簡単に参加できます。その手軽さに加えて、デジタル技術を駆使したスムーズな動作や、初心者向けの直感的な操作性が多くの人々を惹きつけています。

初心者でも、アカウント作成や初回の基本設定を簡単に終えられ、すぐに展示会場を探索したり、アイテムを購入したり、ライブイベントに参加したりと、充実した体験を楽しむことができます。また、クリエイターや出展者としての活動も可能で、仮想空間での新しい可能性を追求する場としても注目されています。

Vket Cloudを通じて、従来のオンラインショッピングやイベントでは味わえない、仮想空間ならではの没入感と交流を体験してください。この新しい世界で、自分らしい楽しみ方を見つけ、仮想空間を最大限に満喫しましょう!

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